【レポート】技術情報キャッチアップの実践アプローチ ~AWSプロフェッショナルエンジニアへの道~ #AWSSummit
AWS Summit OSAKA 2019 (2019/06/27) のセッション、 「技術情報キャッチアップの実践アプローチ ~AWSプロフェッショナルエンジニアへの道~」をレポートします。
セッション概要
日々お客様やパートナー様と接しているAWSソリューションアーキテクトが どのようにAWSの進化スピードにキャッチアップしているのかをご紹介します。
またAWSについてこれから学ばれようとしている技術者の方がどのように 点在するAWS技術情報を収集しスキルを磨くのかをラーニングパスをまじえてご説明します。
スピーカー
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 技術統括本部、 ソリューションアーキテクト、
山口 弘樹さま
セッションレポート
セッションの狙い
- SAがAWSの進化スピードにどうキャッチアップしているのかご紹介
- ラーニングパスを交えて説明
IT技術者における課題
こんな悩みありませんか?
- 業務が忙しくて勉強する暇がない
- 何から手を付けたら良いか分からない
- 活用資料集・ブログなど情報が溢れている
- 最新情報は英語で書かれている
- など…
技術情報キャッチアップのアプローチとは?
- まずは学習サイクルを身につける
- Input、Output を繰り返す
AWS ソリューションアーキテクトの一日
- Input
- RSS Readerで What's New を読んで最新情報を確認
- ブログを読む ※タイトルを確認し、関心のある記事のみ読む
- AWS News Blog, AWS Japan Blog, AWS Partner Network Blog など…
- 情報共有ミーティングに参加
- 最新アップデート、ベストプラクティスなど社内で共有
- 週間AWS
- YouTube: AWS Service Update
- Output
- 実際に AWSを触れながら技術トレーニング資料を作成
- まずはドキュメントを読む、そして実際にAWSに触れてみる
- どうしても分からない場合は、詳しい人に聞いてみる
- 講義資料やデモ動画・ハンズオン資料を作成
- 資料として整理して、声に出して覚える
- 技術トレーニングを実施する
- 技術的な問合わせメールに返信
- 実際に AWSを触れながら技術トレーニング資料を作成
様々な技術情報をうまく収集してAWSを学ぶには?
- 効率的に学ぶには
- ぜひ有償トレーニングを受けていただきたい
- おすすめトレーニングコース
- Technical Essentials 1,2 (1日,1日) > Architecting on AWS (3日)
- 有償トレーニングの特徴
- 講義+ハンズオン → クラウド知識の定着
- ディスカッション+プレゼン → レビューアウトプットとフィードバックのループによる実践力の向上
- AWSを触って学ぶには
- 様々な技術情報をうまく活用するには
- 最新の動向
- What's New
- AWSブログ
- ソーシャルメディア など…
- 週替りでAWSのサービスについて解説
- BlackBelt オンラインセミナー
- クラウドサービス活用資料集 など…
- 一年ごとのまとまった解説資料や事例
- AWS Summit
- re:Invent など…
- オフィシャルドキュメントおよびツール郡
- 技術ドキュメント
- ホワイトペーパーなど…
- 最新の動向
- 利用用途に合わせてうまく活用する
- What's New: サービスのリリース情報を掲載
- AWSブログ: 新サービスや最新情報を詳しく解説
- AWSクラウドサービス活用資料集: 業種別、サービスカット別で資料/動画 で閲覧可能
- AWSome Day: AWSの基礎知識を体系的に学ぶ、無償のトレーニングイベント
- JAWS-UG で登壇する・意見交換する
- AWSが好きなお客様・パートナー様のユーザーコミュニティ
100回の勉強会参加よりも、1回の登壇へのチャレンジのほうが大きな成長ができると信じています
(JAWS-UG 価値観より)
- 技術ブログで情報整理・発信する
- 言葉や文字で情報を整理して、周りの人と情報を共有
- 知識が整理され理解が深まる
まとめ
- これから AWSを学ぶ方は まずはカンファレンスに参加
- 次に有償トレーニングを受けてみよう
- AWSプロフェッショナルになるには、Input, Output の繰り返しが大事
- 能動的に最新情報をキャッチアップし、情報発信していく
- Next Action (ぜひ今日からチャレンジを!)
- 学習サイクルを身につける
- 通勤時間を活用して、最新アップデートを知る
- AWSを実際に触れて、テキストとして書き出す
- 技術者同士で情報共有する
- できれば JAWS-UG に参加し、登壇する
感想
週間AWSや BlackBelt オンラインセミナーなど、
AWSが公式でこういった 教材・セミナーを出しているのはとても素晴らしいと思いました。
また、 AWSを学ぶにあたって大事なこと
は AWSだけでなく ITエンジニアとして
も参考になる部分が多いと感じました。
(ちなみに) クラスメソッドでは数えきれないほどの技術情報を Output しています。 ぜひ色々な記事を読んでみてください!